ページTOPへ

日本原史文化研究協会の想い。

日本の文化・芸術を探求することで
今を生きる人々の「より充実した精神性」に貢献したい。

真の経済成長も終焉を迎え、合併や統合という数字上での拡大としか思えない様な経済社会になって来ました。
国民はいつの日か限りある成長劇に何となく気付いているのではないでしょうか。
我々は戦後70年、所有する事で喜びを感じ、生き甲斐を見出し、次から次へと物質的な夢を膨らませて生きて来ました。

そんな中、1995年1月17日の阪神淡路大震災によりビル、鉄道、高速道路の倒壊及び民家の大火災、世界に至っては2001年9月11日アメリカ同時多発テロによる貿易センタービルの人為的な破壊、そしてこの度2011年3月11日東日本大震災よる家屋の倒壊、津波での大災害によって多くの尊い生命が失われてしまいました。
いみじくも我々が目指し築き上げてきた物質文明での原発施設の倒壊による放射能汚染によって、地域と人との繋がりもまた失われました。
これにより日本中いや世界中の人々が衝撃的な出来事に恐怖と失意と不安に苛まれたことでしょう。

同時に、自然に対して人は無力であり、物質的な瓦礫の跡を見たときに、「何か」心の中に穴が空いた様な、大切な「何か」を見失っていたのではないかと、多くの人が感じたのではないでしょうか。

私もその中の1人であり、初めはその「何か」とはボンヤリしたものでしたが、被災者の方々の礼節な行動や言動が、テレビなどで放映されるにつけ、日本国内もまた海外からも賞賛されるようになりました。
いわゆる日本人の脈々と受け継がれて来た精神性、まさにそれが「何か」だと気付きました。

我々大人たちが、次世代の子供達に伝えきれていないのでは。インターネットの出現、モバイルの発展により、情報の伝達及び手段がスピード、エリアも急速に拡大して行きました。
しかし、一見便利になった様に思えますが、本当の大切な心と心の通いが薄れ、上辺だけの人間関係になって、アナログ的なコミュニケーションが減り、合理的な要素ばかりが優先し、人と人との絆がどんどん薄らいできています。

太古の日本人は海、山、岩、など至る所に神様が宿り、その神々を時には敬い、時には恐れ、人々は逆らうことの出来ない自然と上手く向かい合いながら生きてきました。
その精神性が独特な文化を作り上げる…また、その文化を通じて精神性を感じとる…。
その様な事を繰り返してきたのではないかと思っています。

次世代の子供達に、日本の良き伝統芸能、伝統芸術、伝統工芸に興味を持って頂き、歴史、神話など、日本の素晴らしい精神性に理解を深め、そして、自然、人々、自分(祖先)、すべてに「感謝」の心を持てる豊かな心を抱く、より充実した精神性を手に入れて頂きたいと願います。

日本の文化・芸術を探求することで
      今を生きる人々の「より充実した精神性」に貢献したい。

我々協会では、次世代の子供達に日本の良き 伝統芸能、伝統芸術、伝統工芸を通じて理解と興味を持って頂き、歴史、神話、日本の素晴らしさの理解を深め、自然、人々、自分(先祖)すべてに「感謝」の心を持てる豊かな心を抱く。
より充実した精神性を手に入れて頂きたいと願います。

また、「より充実した精神性」を持った人々が多く集まれば、その地域の「より充実した社会」が実現し、

日本の「地方創生」に、大いに貢献できると確信しています。

さらに、日本はもとより世界の方々にも、
この「日本の充実した精神性」を伝えていきたいと考えます。

2015年7月15日
一般社団法人 日本原史文化研究協会

代表理事塚田昌久